投資実績(米国株・日本株)2020年3月〜2020年6月までの積立投資結果を公開します

投資
Photo by Katie Harp on Unsplash

早いもので、3月に積立投資をスタートしてから「3ヶ月」が経過しました。米国・日本ともに株式は記録的な大暴落から一転、強気な戻しが続いています。

「第二波が来るのか・来ないのか」という瀬戸際で揺れる日々を過ごしています。

くまさん
くまさん

暴騰・暴落に一喜一憂せず、淡々と積立していくのが積立投資の最適解だとは分かっているんだけど・・・

いざ保有額が増えて含み益が出てくると、「暴落したら嫌だなぁ」という気持ちが日に日に強くなってくるから困ったものだね。

スポンサーリンク

米国株の現状(2020年6月3日現在)

投資信託(S&P500連動型)

※奥さんの「つみたてNISA」口座で運用しています。

これだけは暴落前から積立てしていたので、しばらくは含み損が続いていましたが、久々に見たらしっかりプラスに転じていました。

まぁ、これは最低でも10〜20年はホールドする予定なので、含み損だろうが含み益だろうが放置するだけです。10年以上は「気絶する」のが正しい選択肢なので、今後は公開しない(ログインしない)かもしれませんね(笑)

高配当株ETF(VYM&SPYD)

セミリタイア生活の大本命、高配当株ETFの状況です。こちらは私のNISA口座で運用しています。(ちなみに、NISAは無駄遣いしたので今年までしか使えません)

3月末に最初の配当金が出たのですが、定期積立の設定をした後「完全に放置」していたので、全く気付きませんでした(^^;)

積立初月に出た配当なので、約10万円の投資に対して「773円✕4回」の配当が出ると考えた場合、「税引後利回りは3%くらい」となります。VYMが全体の配当利回りを引き下げる事は覚悟の上でしたから、まずまず「予定通り」といった感じです。

VYMは「SPYDの不安定さをカバーするため」に合わせて積立しているのですが、やはり強いですね。値戻しが早すぎて、お得に買える時期がすぐに終わってしまいそうなのが辛いところ。

問題児のSPYDは「無配銘柄の出現⇨組入から削除」を繰り返しており、「6月の配当がどうなるか」が勝負の分かれ目です。大きく減配する予想を立てている人も多く、その場合はさらに値下がりすると思われます。

私としては、このまま徐々に戻して行けば「今の積立方法を維持する」だけですし、さらに暴落した場合は「まとまった金額を投入するチャンス」にもなるので、どっしりと待ち構えている感じですね。

日本株の現状(2020年6月3日現在)

少し前の記事で書いた時から、状況は変わっていません。

日本株は軒並み値上がりしており、含み益が若干増えています。

※売らないので、短期的に含み益が増えても複雑です(^^;)

名称保有数配当利回り1株配当取得単価合計損益損益率業種
第一生命ホールディングス(株)114.39%62.00円1,15712,727280522.04%保険業
東京海上ホールディングス(株)24.24%200.00円5,02910,058-624-6.20%保険業
(株)センチュリー21・ジャパン10—%—円1,16811,6807606.51%不動産業
JT107.16%154.00円1,97519,75017658.94%食料品
KDDI(株)43.79%120.00円3,04112,1644964.08%情報・通信
沖縄セルラー電話(株)23.70%154.00円3,6837,36695412.95%情報・通信
(株)NTTドコモ44.08%120.00円2,96511,860-106-0.89%情報・通信
日本電信電話(株)44.07%100.00円2,3409,3604564.87%情報・通信
兼松エレクトロニクス(株)2—%—円3,3766,75297814.48%情報・通信
(株)インテージホールディングス113.42%30.00円7448,1841,47418.01%情報・通信
(株)エックスネット92.83%28.00円9268,3345850.0702情報・通信
(株)三井住友フィナンシャルグループ55.99%190.00円2,72713,635223016.35%銀行業
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ195.62%25.00円4157,885562.40.0713銀行業
コマツ4—%—円1,9787,9121,2400.1567機械
(株)アマダ93.06%30.00円8737,8579720.1237機械
旭化成(株)20—%—円70714,1403,72426.34%化学
蔵王産業(株)11—%—円1,32014,520165011.36%卸売業
三菱商事(株)65.33%134.00円2,29813,7881,2909.36%卸売業
伊藤忠商事(株)43.69%88.00円2,1348,5369960.1167卸売業
ニホンフラッシュ(株)61.98%28.00円1,2007,2001,2660.1758その他製品
(株)TAKARA & COMPANY42.86%54.00円1,7807,1204400.0618その他製品
三菱UFJリース(株)25—%—円48912,22511509.41%その他金融業
オリックス(株)6—%—円1,2277,3621,5450.2099その他金融業
東京センチュリー(株)22.85%136.00円3,5557,1102,4500.3446その他金融業
CDS(株)94.18%55.00円1,1089,972186318.68%サービス業
日本エス・エイチ・エル(株)63.36%72.00円1,91711,5021,36211.84%サービス業
(株)日本ケアサプライ103.42%46.00円1,25512,5508907.09%サービス業
(株)アビスト43.98%102.00円1,8167,2642,9880.4113サービス業
(株)ユー・エス・エス5—%—円1,6608,3001,3500.1627サービス業
(株)ブリヂストン24.39%160.00円3,2706,5407560.1156ゴム製品

相変わらず配当利回りが表示されていない銘柄が「8銘柄」もあります。今の所は「不明」であって「無配転落」した訳ではないため、今月も定額で買い増しを行う予定です。

しかし・・・ちょっと値戻しのスピードが早すぎて困惑しています。元々、米国株ほどは暴落していなかった訳ですが、「半値戻し」どころか「年初来の高値を更新しそう」な勢いです。

情報サイトやYOUTUBE動画を見ていると、今の値上がりは「行き場のない資金が市場に大量流入した結果」という事になるのでしょう。

日本だけでなく、今は全世界が大規模な経済対策(金融緩和)を行っており、なりふり構わずコロナウイルス(による経済の悪化)に立ち向かっている状態です。経済はマイナス方向に動いているのに、株価だけは上昇を続けている、これはまさに「バブル」のような状態です。

多分、私と同じく暴落後から積立投資を始めた人は「こんなに早く値戻りしたら、すぐに次の暴落が来るんじゃないか」と不安を感じている人も多いと思います。

今すぐ大暴落する(第二波)ならまだ良いです。このままジリジリと高値を更新し続けて、来年以降でナイアガラの滝のように垂直落下した場合、これまで積立てしてきた分が長年の含み損になることは間違いありません。

くまさん
くまさん

それでも、積立投資は途中で止めたらダメ、ゼッタイ。

分かってるけど、ホールドするための握力を鍛えておく必要があるね。

私は「配当金が出る限り」は売らない予定で積立しています。短期的な値動きに踊らされて利益確定を繰り返せば、配当によるインカムゲインは増えません。結果、セミリタイアが遠のいてしまいます。

最後に:資産の「現金比率が多すぎる問題」を少しずつ解消していこうかと思います

さて、これまで米国株と日本株の状況を見てきましたが、日本株の所でも書いたように「今は株式がバブルになりつつある」という現実があります。

この流れを「ただ指をくわえて待つ」のも「もったいない」かな、と思う気持ちがあります。

私は現在「現金で2000万近く」を保有している訳ですが、このまま株式がバブルのように膨らんで、さらに何年も弾けずに上がり続ける(この間、市場に金が流れ込み続ける)ことになると、相対的に現金の価値がどんどん下がってしまいます(インフレ)。

実際「これからはインフレになる」と予想している人は多く、今の株価上昇はこういった理由から引き起こされている面もあるでしょう。

日本でも証券口座がどんどん開設されており、私のように「これまで投資に興味がなかった層(貯金派)」が一気に流入していることも株価上昇に大きな影響を与えているのかもしれません。

現金での保有による「機会損失」が今後さらに増加していくことが予想されるため、1,000万円を限度として、現金以外の資産に分散していこうと考えています。

現状で選択肢に挙がっているのは・・・

  • 米国高配当ETF「HDV」の購入
  • S&P500に連動したETF「VOO」の購入
  • 米国債権ETFのうち、HYGとPFFの購入
  • 未だ割安な日本の高配当株の購入

といった感じです。これを、一気に買うか・積立で買うかが迷い所。

ほとんどの金融商品が値上がりしている「過熱相場」において、資金を一度に投入するのはリスクが高いです。相場がハシゴを外した瞬間、投入した資金が全て含み損に早変わりします。

結局のところ、毎月10万円くらいで積立していき、あまりにも過熱し過ぎていると感じた時点で「利益確定して次の暴落に備える」という方法でも良いのかなと思います。(積立を始めた瞬間に暴落した場合は、そのまま積立を続ければ良いだけです)

くまさん
くまさん

かなり迷ったけど、「現金のままで何年も保有するリスク」が「投資のリスク」を上回ると予想しての決断だよ。

アクティブ投資と積立投資の間を取ったやり方になりますが、確実にリスク許容度の限界に近付くので、上手く行く保証は全くありませんw

それでも、やらないよりは、やるべきかなと思います。

では、また!

コメント

タイトルとURLをコピーしました