一瞬で数百万円の含み益が吹き飛ぶ衝撃的な日々!それでもメンタル激弱な自分が「平気」な理由

投資

どうもこんばんわ、仕事でメンタル壊滅生活を引き続き送っているイエパパです。

最近、日経平均株価が1日で4,000円以上落ちたり、米国株もしっかり下落したり、何やかんやあって含み益が現在までに400万円くらい吹き飛びました。

イエパパ
イエパパ

ほんの一瞬でも良いから、準富裕層に到達してみたかったな〜…(遠い目)

しかし、不思議と僕のメンタルは「投資」というジャンルにおいては(ほぼ)無風です。

何なら「どうせ下がるなら、もっと行けばいいのに」っていうくらいです。

今回は、メンタル激弱な僕がどうして今回の暴落でダメージを受けていないのかを解説してみます。

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投資を始める時に「大暴落は必ず起こる」という前提を胸に刻み込んだ

僕はこのブログを開設した時に「4,000万年の資産を作って、年利3%で運用して、年間120万円の不労所得を得てサイドFIREする」という目標を立てました。

この時点で、僕はいずれ「4,000万円」もの大金を「株式」に突っ込むというゴールを設定した訳です。

そして「大暴落」が来たら、その「4,000万円」は「一時的に」「70%くらい下落する可能性がある」という事も、同時に胸に刻みました。

イエパパ
イエパパ

4,000万円✕30%=1,200万円です。自分の資産が(一時的とは言え)2,800万円も少なくなってしまうという恐怖の展開。でも、それだけのリスクを取るからこそ「元本成長」や「不労所得」というリターンが得られるんです。

ぶっちゃけ、資産形成オンリーで考えるなら「S&P500の投資信託に全力」で良いと思います。

しかし、僕のように「そう遠くない未来で、不労所得をベースとした自由な生活をしたい」と考えている人にとっては、これはかなり危険な投資方法かなと思います。

「大暴落」は必ず起こる。そして、そこから元に戻るまでに何年かかるかは未知数である。

コロナショックのように、非常に短い期間で大暴落から回復できれば良いでしょう。しかし、そうでない場合、回復に数年〜10年近くかかるという可能性も考えておかねばなりません。

この場合、インデックス投信のみで資産形成し、サイドFIREをしていると…どうなるでしょうか?

4,000万円が1,200万円になり、数年経っても1,500万円くらいまでしか回復しなかったら…?

年3%で切り崩しても45万円にしかならず、貯金がどんどん目減りしていったら…?

これでは、サイドFIREの継続は不可能です。副業が育っていなければ、生活費を稼ぐためにバイト三昧の日々になります。(再就職も厳しいでしょうしね)

じゃぁ、何に投資したらこういう未来に抵抗できるのか?と考えた時、「資産形成のメインを高配当株にしたら良いんじゃないか」と考えた訳です。

高配当株なら大暴落に耐えられるのか?と言われれば、答えはNOです。特に、個別株はインデックスと異なり倒産してゼロになるリスクもあります。ただし、こういったリスクは抑える方法※があるため、自分はリターンの方を重視しています。

※銘柄の分散や、定期的な管理(リカバリーの難しい不祥事があった場合は売る)など。

僕が思う高配当株の「リターン」は、過去を見ると、高配当株はインデックスよりも暴落時の下落幅がマイルドであった事、そして、不労所得の減少幅も小さかったという所にあります。

また、インデックスとは異なり「自分の意志で切り崩す」という必要がありません。4,000万円の資産が1,500万円まで落ちた時、冷静に3%を切り崩せる人はほとんど居ないのではないでしょうか。

よって、高配当株はインデックス投信に比べて「暴落時の不労所得の減少幅」がかなり小さくなると言っても良いと思います。その分、バイト等の金策に走る時間も少なく出来るはずです。

イエパパ
イエパパ

月に数万円の違いだとしても、労働時間にすると数十時間分になります。最低賃金が1,200円とかになったとしても、3万円稼ぐのに25時間働かなければいけません。暗黒期にどうやって凌ぐか、という事もサイドFIREを考える上では重要だと僕は考えています。

加えて、僕は1年前くらいから「米国長期債権ETF」をコツコツと積み立てています。資産が増えるほど「大暴落が来たら耐えられないかも」と言う気持ちが強くなっていったので、過去、暴落時にカウンターとして機能してきた資産を持つ事に決めたのです。

まとめます。

  • 投資をすると決めた時点で、大暴落という未来は織り込み済であること
  • 大暴落にある程度、抵抗できる資産(高配当株など)を主軸とすること
  • 大暴落に対して、カウンターとして機能する資産(債権など)を持つこと

こういった形で悩みながらも投資を続けてきたからこそ、今起こっている程度の「プチ暴落」には動じずに済んでいるのだと思います。

高配当株の「買い場」が全然来なくて困っていた事

実は、僕は未だに自分の新NISA枠を全く消費できていません。

奥さんの新NISA枠で米国長期債権ETFを少し買ったくらいで、最近は株を全く買えていません。

この理由は、余りにも一方通行で進む円安と株高にありました。

ドル円が140円を超えた辺りで「これじゃ、しばらく米国株は買えないな」と思いましたし、日本株も高配当株がガンガン値上がりして、仕込み時が来ないまま時間だけが経ってしまいました。

今はもうかなり下がってしまいましたが、次男のジュニアNISA口座(全て日本の高配当株)は含み益が「100%」を超えていました。全体の利回りが4%くらいですから、約25年分の配当金に相当します。脳裏に一瞬「利確」が浮かびましたが…我慢しました。

「流石に、こんな上昇が何年も続くとは思えないんだよなぁ…」

という思いが消せず、YOUTUBE等では「まだまだ上がるぞ!買え!」という意見も沢山ありましたが、僕だけが取り残されたように「買えない」日々が続いていました。

「ドル円は200円まで行くぞ」という人もチラホラいましたね。

(そんな事になったら、物の値段が2倍になっちゃいますから、日本政府はあの手この手で円高にしようと頑張るよね?と思ったので、流される事はありませんでした)

最近、特に思う事ですが…「リベ大」のように「ポジションを完全に確立しているYOUTUBEチャンネル」と、「発展途上のチャンネル」には大きな違いがあります。

後者の方は少しでも動画を伸ばして人目に触れさせて、登録者を伸ばしたいという欲望が強、動画のサムネイルを「煽りマシマシ」で作る傾向があります。

「来るぞ!大暴落!」

「景気はまだまだ強い!買い場!」

「乗り遅れるな!」

などなど…人によって言う事もバラバラですし、もはや何を参考にしたら良いか分かりません。

結局、多くの人にとって「たくさんの情報源に触れる」という事はデメリットの方が大きいんです。

もし、仮に僕が買い煽りに流されて株を仕込んでいたら…?

人は「予想外の事が起きた時」にはしっかり「ろうばい」しますよね?

そして「まずい!損切りだ!」みたいに普段やらないことをやってしまう。考えるだけで嫌な気持ちになる展開ですが、投資界隈ではよくある光景とも思います。

僕がほぼ誰も見ていないこのブログを定期的に更新しているのも、当初のルールを再確認し、現状に沿って直すべき所は直しつつ、ブレない方針を作るという個人的な目的が大きいんです。

さて、大きく話が逸れたので戻します。

日銀&日本政府は大暴落にかなり日和ったようで、利上げを一旦停止する方向になりましたね。ここからさらに円高が進むのか、結局は150円くらいで落ち着いてしまうのか、それは誰にも分かりません。

一つ言える事は「大暴落と円高はセットで起こってきた」という過去があるので、ここから大暴落が起きた場合は120円くらいまでの円高は覚悟しておいた方が良いのかなと思います。

そうなったら、生活防衛資金を除く現金を全て「バーゲンセール中の高配当株」に変えるだけですから、いずれにせよ「焦らずに機を伺う」しかないのです。

今の時点でも、日本の高配当株はいくつか拾えるかも?

今、自分の日本高配当株PFを眺めてみましたが、配当利回りが4%を超える企業がちらほら出てきていますね。

日経平均株価は一度大暴落した後、一気に反発したので「あんまり買い時の企業は増えてないかな」とも思ったんですが、意外といくつか美味しそうな銘柄が出てきています。

ただ…ここで仕込むのはちょっと怖いですね。(そう言ってコロナの時に全然仕込めなかった苦い記憶が蘇りますがw)

結局、僕のような投資素人は 「一ヶ月に10万円まで」という感じでコツコツ仕込むしかないんじゃないか?と思います。

「ここなら倒産しないだろう」と思える優良企業で、配当利回りが4%を超えているなら、買ってから値下がりしたり、最悪は減配したりしても「どうせ売らないし、じっくり待とう」って思えますからね。

日本の高配当株はYOUTUBE等で沢山の人が優良企業を紹介してくれていますから、またコツコツと情報を仕入れて、淡々とやっていければ良いかなと。

新NISAの「成長投資枠」は旧NISAの買い直しに使う予定(暴落は好都合)

僕は新NISAの成長投資枠を「旧NISAで買った米国高配当株ETFの買い直し」に充てようと考えていました。

しかし、この超円安&株高の状態では、元々120万円の枠で買ったものが200万円近くまで上がってしまい、新NISAの成長投資枠を一発で消し飛ばすくらいの威力がありました。

それが、今回の円高&株安でかなり落ちたので、「枠をそれなりに温存できそう」というメリットに繋がりそうなのです。

余った枠で日本の高配当株を仕込むことも出来ますから、8月中には買い直しをやってしまおうかなと思っています。

暴落は何も、悪いことばかりではないのです。

むしろ、長期投資家にとっては「大暴落は、来てもらわないと困るイベント」と言っても良いかもしれませんね。

イエパパ
イエパパ

流石に、本物の大暴落に遭遇してこんな悠長な事を言っていられる気はしませんけどねwでも、大暴落というバーゲンセールが来ない事は長期投資においてはかなりのマイナスである事は確かです。

最後に…「投資を辞める」という選択肢は僕にはない

何が起ころうが、僕には「投資を辞める」という選択肢はありません。

僕には三人の子供がいて、最近は落ち着いてブログを書く時間も取りにくいですが、彼らと触れ合うことで幸せを感じますし、かけがえのない家族として「守らなければ」という思いもあります。

この子達のためにも、僕は投資も仕事もしっかりと考え抜いて結論を出して、進んでいかないといけません。

仕事を辞めるのは「人の親としてどうなんだ?」という思いもあれば、このまま仕事で疲弊してまた子供に八つ当たりするような日々には戻りたくないし、最悪は「うつ」になって働けなくなっても意味がないとも思っています。

特にここ数年で、僕には一つの確信が芽生えています。それは「僕が僕らしく働ける場所というのは、そんなに多くはないんだろうな」という事です。

なので、「自分一人で稼ぐ」という事に挑戦したいと思っているし、それがダメなら就職活動で少しでも自分に負荷のかからない職場を見つけるしかないと思います。

そういう「挑戦や調整をする時間」を作るためには、完全な「経済的自由」は無理でも、しばらくは低収入でも泳げる程度の経済的基盤がなければ、子供や家族を守っていくことはできないと思います。

だから、僕は「投資」からは絶対に逃げられないし、逃げたくもありません。

ちょっとやそっとの事件があったくらいで揺らいではいられないし、大事件が起きても退場する訳にはいかないんです。

それだけの覚悟を持って、やっているつもりです。

それでは、また何かあれば更新します。

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