僕は今、長男と次男のジュニアNISA口座を開設していて、実際に投資を行っています。(2年目)
今後の投資について考える意味でこの記事を書きますが、まだジュニアNISAを利用していない方、利用中で今後の投資について悩んでいる方など、参考になれば幸いです。
ジュニアNISAという制度の基本的なおさらい
ジュニアNISAという制度は割と複雑で、僕も100%理解できている自信はありません(笑)
現時点で僕が「これは間違っていないはず」と思う主な情報について、まとめておきます。
- 親が子供名義のNISA口座を作り、子供に代わって資産運用を行う。
- 2024年で制度は終了。(不人気で、利用者が非常に少ない)
- 今年口座を開設した場合、2021〜23年の3年間のみ、子供1人につき年間80万円まで買付できる。
- 買付できる商品は証券会社によって異なる。(例)楽天証券では米国ETFが買付できないが、SBI証券では可能
- 子供が「3月31日時点で18歳となる年」の「前年の12月末まで」買付した商品は「非課税で運用」できる。(それ以降も子供のNISA口座に移管できる)
- 改正前の制度には「払い出し制限」があり、非課税運用の期間内は「非課税では」払い出しが出来なかった。(不人気の要因)
- 2024年以降は「払い出し制限が撤廃される」事が確定しており、使い勝手が良くなった。ただし、詳細(後述)は未定。
- 払い出しには制限があるが、売却(決済)には制限はなく、利益確定は自由。
- その他のNISAと同様、外国税は非課税にならない。
3の条件は一見ややこしいけど、僕みたいに「1〜3月が誕生日」という場合は「満17歳の12月末まで」って事になるんだよね。
4〜12月生まれなら、満18歳の12月末まで非課税期間があるから、1〜3月生まれは不利だね。(色んな意味で、細部を詰め切っていない制度だなぁ…)
上記の5で書きましたが、元々は「子供が18歳になるまで『非課税では』一切の払い出しが不可」という残念な制度だったので、誰も使わなかった結果、2024年に終了する事が決まっています。
普通に考えて、株バブルが到来して「投資元本が数年で倍になった」なんて事があれば、僕なら利確して学費を確保します。
それが自由に出来ない(厳密には自由だけど、課税される)なら、制度を利用する意味がないですから、不人気だったのも当然です。
それが、制度終了の決定と共に法改正が行われ、「2024年以降は払い出しに制限を設けない」という発表が出された事で、状況が一変しました。
これまでは「ジュニアNISA?やる意味ないよ」と言っていた人々が、完全に手のひらを返して「やらなきゃ損だべ!」となったのを覚えています(笑)
僕自身、そういう方々のおかげでこの制度を利用しようと決めましたから、普段からコツコツと情報収集することがいかに大事かを痛感しています。
最も注意すべき点として、「払い出し制限の撤廃」は詳細がまだ明らかにされていません。
有力な説は「全額を一気に払い出す場合は非課税、そうじゃない場合は課税される」という見方です。
以降は、この説を元にジュニアNISAでおすすめの銘柄をご紹介していきます。
鉄板は、米国または全世界株式のインデックス投資信託
恐らく、大多数の人がこれに異論を唱える事はないでしょう。
ジュニアNISA制度は、ざっくり言えば下記のような特徴を持っています。
- 非課税期間が最長18年(一般NISAへの移行でさらに延長可)
- 部分引き出しが(多分)出来ない
- つまり、配当を再投資する事が出来ない
「配当金を自由に引き出せない=配当の再投資が出来ない」ため、自動で配当の再投資が行われる投資信託が最もトータルリターンを高められると言えます。(複利の力)
具体的な商品としては、e-maxis slimシリーズの「S&P500」や「オールカントリー」など、信託報酬が安い「米国または全世界株式のインデックス投資信託」が最もオススメとなります。
インデックス投資は理論上、いつ始めてもOK!という手法なので、ジュニアNISA口座を作る⇨2023年まで、毎年80万円分を(積立)購入する⇨年1回くらいチラ見して、必要額を見極めてどこかで利確、というのは誰でも出来る投資法です。
全てを株式にするのが怖い場合は、債権の投資信託を混ぜても良いと思います。(僕は債権は全く買っていないので、オススメ銘柄などはご紹介できませんが…)
「高配当株」も決して悪い選択ではない
さて、ここからは「人による」所が大きくなります。
僕自身は、2人の子供のジュニアNISA口座を以下のように運用しています。
- 長男 ⇨ e-maxis slim 全世界株式(オールカントリー)に全振り
- 次男 ⇨ 日本の高配当株(個別株)に全振り
次男の方は「実験的な意味合い」もありますが、全てをインデックス投資信託にするのも「怖い」と思った結果です。
インデックス投資信託は、勝率の非常に高い投資手法として有名ですが、ちゃんとデメリットもあります。
- 勝率は過去の結果であり、未来は誰にも分からない
- 多額の資金が必要な時に大暴落が起こると、資金繰りが苦しくなる
- 長期間の低迷期に巻き込まれると、欲しい時にリターンが得られない
- 外国株式への投資には「為替リスク」が常に付きまとう
あまり詳しく書くと長くなるので割愛しますが、長い歴史の中でインデックス投資信託よりも高配当株投資の方が成績が良かった時代もあったと記憶しています。
(だからこそ、米国高配当株ETFで有名な『VYM』や『SPYD』といった商品が生まれている訳ですね)
10年〜20年という「中・長期的なスパン」では、どちらが強いかは「やってみないと分からない」と思います。
僕の場合、10年後にはある程度まとまったお金(配当金)が必要なので、インデックス投資信託だけで勝負するのはかなり危険なんですよね。
高配当株がちゃんと配当を出し続けて(増配して)くれれば、10年後には投資元本の40%以上が手元に残ります。やむを得ずに全額決済&引き出しするような事態になっても、インデックス投資信託よりは傷が浅くなると思います。
ジュニアNISA口座では、日本の高配当株は100株単位でしか買えないので、分散という意味ではちょっと微妙ですね。銘柄の分析をしっかりやらないといけない分、投資信託よりもハードルは高いです。
僕は他の口座でも高配当株投資をやっているので、全体的なバランスを考えて、不足分をNISA口座で買うようにしています。
オススメの個別銘柄(日本の高配当株)のご紹介
※くれぐれも、投資は自己責任でお願いします※
さて、ここからはオススメの日本の高配当株をご紹介していきます。
まずは、自分が保有している銘柄の中からチョイスしてみました。
- KDDI(優待あり、カタログギフト)
- オリックス(同上)
- JT(優待あり、自社商品)
- 三井住友フィナンシャルグループ
- 三菱商事
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 三菱UFJリース
上記の5社について、オススメの理由を大雑把に解説していきます。
※配当利回り等の情報は、2021年1月11日現在のものです※
KDDI
大手通信キャリア3社の1角で、言わずと知れた「ド安定・高配当・高優待」銘柄です。
配当利回りは3.75%、優待利回りは0.94%(3,000円相当のカタログギフト)となっています。
財務が健全で、業績が右肩上がりで、株主還元意識も高いという、三拍子そろった完璧な高配当株と言えます。
「家族全員でホルダーになっている」という投資家さんも多い銘柄だと思う。5年保有で優待利回りが更に向上する(カタログギフトがグレードアップする)のも大きいよね。
今後は携帯電話料金の値下げ競争が始まるため、取得するタイミングは難しいです。
情報をマメにチェックして、一時的な暴落が起きた場合はしっかりキャッチしたい銘柄の一つです。
オリックス
国内リース事業1位、高配当株の王者的な存在ですね。
弱点は「景気敏感株」である事で、リーマンショック時は株価が「200円台」まで落ち込んだ事もあります。
長期保有をする際には、そういった「想定を遥かに超えるレベルの大暴落」を覚悟しておく必要があります。(一応フォローしておくと、その後しっかりと回復して一時期は2,000円台を超えています)
リーマンショック時でも業績そのものは黒字であり、経営を非常に多角化しているため、長期保有に向いている銘柄である事は間違いありません。
現在は株価が急騰(1,800円弱)しており、配当利回りは4.22%まで低下しています。
利回りだけを見れば十分に高配当なのですが、株価は割高なので、投資するタイミングは吟味した方が良いでしょう。
個人的には「1,500円台なら買って良い」と思います。急騰の後には急落も有り得ますから、しばらくはこまめにチェックしていきたい銘柄です。(過去にはしばらく1,300円台にいた事もあったのですが、今は潮目が変わってきたので待ちすぎはNGですね)
株主優待はカタログギフトで、3年以上の保有でグレードアップしたカタログギフトがもらえるようになります。
基本的に「売らない事が前提」の長期投資であれば、こういった「保有期間でグレードアップする株主優待」は嬉しい制度かなと思います。
JT
こちらも説明不要レベルの「みんな大好き」な銘柄ですね。国内タバコ販売の「独占」企業です。
配当利回りは驚愕の7.53%、優待利回りは1.22%(自社グループ食品2,500円相当※1年以上の保有が条件)と、配当に関しては「向かう所敵なし」の状態です。
弱点は言わずもがな、市場の縮小が約束されている「タバコ産業」であること。
配当性向が非常に高い(90%弱)点も気になる所ですね。(近々、減配しても全くおかしくない)
経営の多角化などで延命はすると思いますが、基本的には「売られる銘柄」であることは間違いありません。
その証拠に、株価は綺麗な右肩下がり。お世辞にも「長期投資に向いている」とは言い難いのが現状です。
しかし、それを補って余りあるほどの「超高配当」である事、財務が「超健全」で「日本政府が大株主」である事、タバコの性質(依存症)により需要の唐突な減少もない事など、諸事情を踏まえると「向こう10年くらいは楽に持てそうだな」と思えてくる銘柄でもあります。
(売上の大半は海外であり、日本で嫌煙ブームが加速しても影響は限定的です。ただし、これがコロナによって世界的なブームに発展した場合は、分からなくなりますが…)
投資家の間でも「NG」と「OK」が二分する銘柄であり、最近は「NG」の勢力が優勢になってきましたね。
非喫煙者の僕としても、この銘柄を買う事には抵抗があります(苦笑)
それでも買ってしまうのは、高配当株ポートフォリオ全体の利回りを高めるのに最適な銘柄だからです。(減配はあっても倒産の確率は極めて低く、景気にも左右されにくい『ディフェンシブ銘柄』であるため)
ジュニアNISAで買う場合、暴落時(1,800円台)を狙いたいですね。もし減配した場合は急落が見込まれるので、これも情報収集を怠らないようにして、しっかりチャンスを掴みたい銘柄です。
※株価の下落と配当をプラスマイナスした場合、実質的な配当利回りはその他の高配当株と変わらない可能性があります。食品などの経営多角化(買収)で株価が上がる要因を作ってくれれば最高なのですが…アフターコロナに期待です。
三井住友フィナンシャルグループ
日本で3本の指に入るメガバンクであり、オリックスと同様に「景気敏感株」です。
※高配当株投資はどうしても「景気敏感株」に寄りがちになりますが、僕は長期の保有を前提としているので、不況に耐えられる地力・体力さえあれば「景気敏感でも気にしない」事にしています。
この企業の良い所は、経営が非常に効率化されていること(競争優位)、累進配当制度(以下リンク)を導入しており配当金が底堅いこと、株価が高め(3,500円台)で多くの企業・投資家に保有されている事などです。
株価は割安な状況で長年放置されていましたが、ここにきて一気に上昇し始めました。
コロナ対策で世界的に「お金が刷りまくられている」状況かつ、金利も下がっているので、こういった「バリュー(割安)株」に資金が集中しているものと思われます。
こういう優良株は、潮目が変わると急激に上昇するんですね。オリックスもそうでしたが、気付いたら「あれ?すごい上がってる…もう買えないじゃん…」っていう状態になりがちです。
株価は急上昇しましたが、まだ割安の範疇です。利回りも5.4%と超高配当なので、まだまだ買い時と捉えています。
三菱商事
投資の神様「ウォーレン・バフェット」が去年、大量に購入したと言われる「商社株」の1社です。
日本の「5大商社」と言われる商社の1角で、その他の商社(伊藤忠、三井物産、住友商事、丸紅)も魅力的ではあるのですが、「安定性」という意味では頭一つ抜けている印象があります。
金属資源に強みを持ちますが、これが原因で一時的に赤字転落した過去もあり、コンビニ大手の「ローソン」を子会社化するなどして経営地盤の強化を続けています。
配当利回りは約5%と十分な高配当であり、10年チャートを見ると底値を切り上げ続ける右肩上がりとなっています。
過去には何度も3,000円台後半をつけているので、長期保有が前提ではありますが、一時的に大きく利益確定できる可能性もありますね。
三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱UFJリース
最後は駆け足でこの2社のご紹介。
この2社は、大手企業にも関わらず株価が非常に安い(500円前後)のが特徴で、かつ配当利回りも高い(5%超)です。
僕はこの2社を「ジュニアNISAの枠余り解消」に購入しましたが、どちらも長期保有は十分可能な大企業ですから、特に後悔はしていません。以下、ざっくりとした説明です。
<三菱UFJフィナンシャル・グループ>
上でご紹介した三井住友〜と同様に、メガバンク3社の1角です。配当利回りは5%を超えており、株価も割安とされる水準なのでトッピング的な購入がしやすい銘柄と言えます。
長期チャートでは「レンジ相場の大底」といった印象で、株価もそれなりに伸びる可能性はあります。
<三菱UFJリース>
国内リース事業4位の大手企業です。コロナ禍の現在は、航空機のリース事業などが不振で苦境に立たされていますが、僕はこれを「買いのチャンス」と捉えています。(航空機リース事業が主業務という訳ではありませんからね)
同じく8位の「日立キャピタル」を吸収合併する事が決まっており、経営基盤がより盤石となる事が予想されますので、長期保有にも自信が持てるかなと思います。
こちらも配当利回り5%超えで、合併などの対策が功を奏した場合は株価も伸びる可能性があります。(長期チャートでは底値が緩やかに切り上がっています)
この2社もやっぱり「景気敏感株」なんだけど、10年以上のスパンで保有するつもりなので、サイクル的には良い時も悪い時も経験できるような気がしています。まぁ、配当が減らない限りは手放さないですけどね。
今後、買ってみたいと思っている銘柄
現時点では購入していませんが、状況によっては買う可能性がある銘柄です。
米国の通信事業株(AT&T、ベライゾン・コミュニケーションズ)
ジュニアNISA口座では「なるべくディフェンシブ銘柄を買いたい」という心理がありますが、日本の個別株だと「ディフェンシブかつ高配当」という銘柄は多くありません。
本来は「NTT」や「KDDI」が担うべきポジションですが、外圧による携帯料金値下げ戦争が始まってしまい、今後の見通しはやや不透明かなと思います。
そこで、米国の通信大手2社が視野に入ってきます。
<AT&T>
米国第2位の通信事業者です。
長期チャートは非常に軟調で、底値を僅かに切り上げながら横ばいを続けています。
配当利回りは驚愕の7.2%、NISA口座であれば税引後でも約6.5%となります。
要注意事項として、通信事業以外にも積極的に手を伸ばしており、巨額の買収(テレビや映画関連の企業)により多額の負債を抱えています。これが嫌気され、株価が大きく下がっているという実態があります。
米国でも有数の利益を稼ぎ出す企業ではあるものの、負債の額も桁違いに多く、判断が難しい銘柄です。
36年連続増配という驚異的な記録を誇っていましたが、それも今年でストップしてしまいました。(ただし、配当は『維持』なので、配当を死守しようという企業の姿勢には好感が持てます)
<ベライゾン・コミュニケーションズ>
同じく、米国1位の通信事業者です。
長期チャートは綺麗な右肩上がりで割安感はありませんが、AT&Tとは異なり通信事業を主軸にしているため、大きな不安要素もない堅実な銘柄です。
配当利回りは4.37%、NISA口座であれば税引後で約4%と、こちらも十分な高配当。
ただし、こちらも巨額の負債を抱えています。(5Gネットワーク構築への投資が主な要因)
連続増配年数は15年と、AT&Tよりは短いですが、今後も減配する可能性は低いと言えます。
<結論:両方とも買えばOK>
どちらも一長一短があり、長期保有を前提とした場合は甲乙つけがたいです。
AT&Tは「飛躍する可能性を秘めるがリスキー」で、逆にベライゾンは「安定性はあるが成長性に乏しい」という印象。
どちらがコケても、生き残った方が勢力を増すので、「両方買っておけば安心じゃん」という結論です。(乱暴)
僕の本能は「AT&Tに全部つっこめ!」とささやいていますが、本能に逆らうのが投資の真髄ですよね。多分。
※為替リスクがあるのでご注意下さい。
伊藤忠商事
先にご紹介した三菱商事と同じ、5大商社の1角です。
長期チャートが綺麗な右肩上がりになっており、5大商社の中でも「市場からの評価が極めて高い銘柄」と言えるでしょう。
コロナショックからもあっという間に立ち直る姿を見て、投資を始めたばかりの私は「こんな急激に戻ったら、また急激に下がるんじゃないか」と思い、一旦積立を止めてしまいました。
その後も株価は右肩上がりに上昇し、配当利回りも落ち続け、買い時に悩むという事態に陥って今に至ります。
これだけ強い銘柄なので、今からでもコツコツと「定期積立」して問題ない銘柄かなと思いますね。もっと早くから気付いておくべきだったなぁ〜…。
ただし、投資を踏みとどまったのには「もう一つの理由」もあります。それは、中国への依存度が高いという問題です。
「中国リスク」とも言われる、中国独自の「突発的なリスク(為政者の気分次第)」が全く読めないため、投資には常に大きなリスクがつきまとう事になります。
とは言え、投資においてはリスクは付き物。さらに、僕のポートフォリオは日本と米国に偏りすぎているという問題もあります。
トッピングの範疇であれば、中国リスクを許容する形でリターンを狙っていくのも悪くはないでしょう。
もし、ジュニアNISA口座でこの銘柄を買うのであれば、理想は「株価の調整」が入ったタイミングですね。
長期チャートを見ている感じ、次の底値は2,400円〜2,600円くらいでしょうか。待ち過ぎると買えない可能性もありますが、買えなくても「縁が無かった」と思う事にします(笑)
終わりに:もっと良い銘柄が見つかれば、またご報告します
ジュニアNISAの期間は、今年を合わせてまだ3年あります。
ここまで記事を書いてきて、僕が今やろうとしている投資方法は…
とりあえず、次男の口座で「AT&T」と「ベライゾン」を10万円ずつ購入してみようかな。
長男は全世界株式のインデックス投資信託を「毎月積立」する設定をしたので、当面はこれでOK。
という感じです。
次男の口座は当面、個別の高配当株を主体にして、今後の学費を捻出する際の「担保」とするつもりです。
ジュニアNISA口座では、配当金を自由には(多分)引き出せないのですが、積み上がっていく配当金は常に確認することが出来ます。
学研教室や公文式など、毎月の固定費として今後かかってくるであろう「教育費」を、財布(現金貯金)から出しやすくなる効果は十分にあると思います。
子供の教育費については、あまり出し渋りをしたくないんですよね。僕自信が、小さい頃に公文式をやっていたおかげで、小中学校は勉強であまり苦労しなかったから。
でも、配当金もない状態で毎月高いお金を出すのは、やっぱり精神的に苦しいと思う。蓄財もその分だけ遅れるのは避けられないし…。
仮に、ジュニアNISA口座で4年間、上限いっぱいの80万円を高配当株に投資した場合(合計320万円)、利回りを5%とすれば「毎年16万円」の配当金を得る事が出来ます。
ジュニアNISA口座を利益確定するまでは引き出せないお金ですが、口座に入っている配当金を見るだけでも安心感はあると思いますね。
高配当株については、また良さげな銘柄があればご紹介したいと思います。
それでは、また!
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