この記事は、こんな方のお役に立てるかなと思います。
- 積立投資を始めたけど、なかなか積立額が増えないのでもどかしい
- 相場が大きく下落した時は、アクティブ投資の人達が羨ましく感じる
- 一括投資にも興味があるけど、やり方が分からない
- 積立投資に重要な「投資ルールを守る」という大原則に反する気がする、でも気になる

今回も、自分のための記事なんですけど、積立投資一本でやってる人は皆同じ気持ちだと思うんですよね。という事で、考えていきましょう。
一括投資と積立投資の違い ⇨ 投資初心者は絶対に「積立投資」
本題に入る前に、簡潔におさらいします。
一括投資と積立投資の違いは、私の認識だとこんな感じ。(投資対象は『S&P500』などの『成長し続ける資産』とします)
- 長期的なリターンは一括投資に分がある
- 一括投資で短期的なリターンを得るには、相当な勉強が必要(しかも、勝てるとは限らない)
- 複利の効果は一括投資>積立投資
- 一括投資には「まとまったお金」が必要
要するに、まとまったお金がある人にとっては積立投資より一括投資をやる方が長期的なリターンは大きい(可能性が高い)という事です。
ただし、ここには大きな落とし穴があり、長期で見れば増える(可能性が高い)とは言え、短期的には大きなリスクを抱える可能性も高いです。
実際に「リーマンショック(2008年)」では為替リスクも相まって、S&P500が50%も下落しました。もし、1千万円を一括投資していたら、(一時的に)資産が500万円まで減ってしまったことになります。
こんな状況に遭遇したとき、あなたは「これ以上は下がらない、持ち続けていれば大丈夫、絶対に上がる」と胸を張って生活できますか?

僕だったら、無理無理無理の、かたつむりだよ。
そんな訳で、私は「まとまったお金」を持っている方ではあるものの、一括投資は避けてコツコツと積立投資をしています。
それでも一括投資の魅力は無視できない! ⇨ なら、やっちゃえばいいんじゃない?

いや〜、今回の暴落はチョロかったわ!1ヶ月で○千万円の利益を出してしまったわ♪これだからアクティブ投資はやめらんねぇぜ!チマチマやるのは性に合わないしなぁ〜www

ぐぬぬぬ・・・(落ち着け、たまたま底を拾っただけで、さらに暴落してたら大損していたという事を忘れるな・・・)
(でも、高配当株投資をしている自分が、あの暴落時に大量に仕込めなかったのはミスかもしれない・・・)
アクティブ投資家のように、短期的に数千万円といった金額を動かす投資を真似するつもりはありません。
思った方向と逆に動いた時に「すぐに損切り」が出来る度胸がなければ、あっという間に資産が減りまくる「難しい投資手法」である事は、先人達が身を持って証明してくれています。
しかし、だからこそ、短期的に大きな利益を得るアクティブ投資家は輝いて見えます。
しっかりとリスクを負って、その上でリターンを得ているのですから「立派な成果」であり、同じ投資の世界に身を置く者として「先んじられた」という気持ちが湧いてきます。
このように、いざ投資の世界に身を置くと、「他人の成果に一切関心を持たず、自分の投資を淡々と続ける」というのは難しいことなのです。
(特に、私のように『大金があれば今すぐにでも会社を辞めたい』と思っている人には、あまりにも輝いて見えるんですよねぇ・・・)
こういった気持ちがどうしても消せない人にとっては、「たまには一括投資もしちゃう」という投資手法が「実はそんなに悪くない」のではないかと思います。
というのも「我慢を続ける」という行為は、「いずれ限界が来て、破綻する」という未来とセットになっているからです。
「我慢して」一括投資を「しない」=「我慢の限界」が来た時に一括投資を「する」ということ
例えば、一千万円以上の貯金を持ちつつも、毎月の余剰資金だけでコツコツと積立を行っている人がいるとします。
彼は、コツコツと積立を続けていましたが、ある時ふと「アクティブ投資家が1ヶ月で億り人に」という記事を見てしまいました。

やっぱり、一括投資には積立投資にはない爆発力があるんだよなぁ・・・(羨ましい)
そんな思いを引きずっていると、さらにこんな記事が目に入ってきました。
「今や、株式市場は空前のバブル!ここで乗らなきゃいつ乗るの!?今でしょ!」

マジか・・・このチャンスを逃したら、次は何年も先かもしれない。今こそ貯金を全開放すべき時なのかもしれないな・・・
気が付けば、彼は1千万円をその記事に書いてあった「勝ち馬」に一括投資していました。
その後、一時的には利益が出ましたが、いきなり株価が1割ほど下落してしまいました。

そんな馬鹿な・・・クソ、いい加減な記事を書きやがって!
もう含み損が100万円にもなってしまった・・・本当にここから巻き返せるのか?
自分じゃ分析なんて出来ないから、色んな人の意見を見ているけど、有識者の意見も真っ二つに割れている。
これ以上下がる前に、損切した方が良いかもしれないな・・・(というか、早く決済して安心したい)
さて、彼は兎にも角にも安心したい一心で「損切り」する事を決めました。結果は100万円のマイナスです。しかし、その後、彼を悲劇が襲いました。
なんと、損切りした瞬間から株価は上がり始め、上場来の高値をマークしたのです。あのままホールドしていれば「数百万円の利益が出た」という事実に、ただ愕然とするしかありませんでした・・・。

(・・・絶句)
・・・なんだか書いていて胸が痛くなってきたので、ここまでにしておきましょう(苦笑)
この手の話は投資の世界では「あるある」過ぎて、もはや見飽きた感すらあります。
私も過去に「FX」を嫌になるまでやった経験があるので分かりますが、面白いくらいに「買った・売ったの瞬間から逆方向に動く」という事が起きるのです。
これは何故か?と言うと、我々「一般人」の「感情」というものが「機関投資家」によってある程度、見抜かれている可能性があります。
先の例では「ある記事」を見てしまったが故に行動に走っている訳ですが、この「記事」というのは多かれ少なかれ「特定の団体に利する目的」を持っていると思ったほうが良いです。
そしてそれを見た機関投資家が、「個人投資家が買いの方向に大きく動いているな、よし、ここらで一旦揺さぶりをかけてやろう」と行動に出た場合、まんまと引っ掛かって「狼狽売り」をしてしまうんですね。
もちろん、これは机上の空論であって、真実ではないかもしれませんが、割と腑に落ちる考え方だとは思いませんか。
いずれ「感情に任せて一括投資をしてしまう未来」が見えているのであれば、今のうちにその「芽」を摘んでおいた方が良いです。
感情的な取引をするのではなく、ルールを作って、機械的に取引をする事を「予め」決めておく。そうすれば、周囲の騒音に惑わされることはなくなります。
長くなりましたが、それでは「たま〜に一括投資をする」という投資手法の「具体的なやり方」を考えていきましょう。
買うものは「投資信託」か「ETF」に限る
(はぁ!)チャートは(読め)ねぇ、財務も(読め)ねぇ、社会の情勢も全く読めねぇ!
吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」を思い出すくらいに「ねぇねぇ尽くし」の投資初心者(私)にとって、個別株に一括投資するのは自殺行為です。
短期間で「億り人」になるような人は、成長株に一括投資をするのが定番ですが、そこは「一か八か」という「常人には耐え難い勝負師の世界」です。
私達が目指すのは、あくまでも「ダブついた余裕資金を(比較的・安全に)金融資産に変える」事であって、「短期間で資産を倍増させる」という事ではありません。
言い換えれば「インフレリスクを回避しつつ、オマケで資産も増える」というのが目指す所であって、「下手をすると資産がゼロになってしまう」ような個別株に手を出すべきではありません。
そうなると、自ずと買うものは決まってきます。
多くの人は積立投資で「投資信託」や「ETF」を積立していると思いますが、一括投資をそこに組み込むとしても、買うものは「今まで通りで良い」という事です。
鉄板のタイミングは「1週間で5%以上、下落した時」
参考になった動画のご紹介
私はこの手法(タイミング)を下記の動画で知りました。いつものように、通勤中に聞き流していたのですが「これは使える!」とビリビリ来ましたね。
※長い動画ですが、絶対に前後編を見た方が良いです※
実は、この動画を見る以前から「5%以上下落したら買い増しする」という手法がある事は知っていました。
しかし、根拠が分からなかった事と、「暴落相場に手を出す事が正解なのか?」という迷いもあり、深堀りして調べようとは思わなかったのです。
それがこの動画に出会ったことにより、「そうか、そういう理屈だったのか」と分かりました。
動画の内容を詳細に書いてしまうと、動画作成者の方にご迷惑をかけてしまうので、気になった方は動画を「前後編とも」に見て下さい。
(他にも有益な動画をたくさん出しておられるので、チャンネル登録されるのをオススメします)
この先は、動画を見て私が今後やろうと思っている投資方法になります。
私がやろうと思っている一括投資のルール
上記の動画を参考にさせて頂き、私が今後やろうと思っている一括投資のルールは以下の通り。
- 参考にする指標は「S&P500」のみ
- 金曜の「終値」〜次の金曜の「終値」までを「一週間」として計算する
- 「一週間」でS&P500が「5%以上の下落」をした場合に一括投資を行う
- 投資信託の場合、金曜の朝に「S&P500の先物」が「下がる」予想で、かつ「5%以上の下落」になる見込みがあれば、当日の買い注文を入れる
- ETFの場合、投資信託と同じようにしても良いし、リアルタイムで金曜の夜に買っても良い
- 投資信託・ETFともに、金曜日に買いそびれた場合は土日に月曜の注文を入れれば良い
- 一回の購入金額は「半年分の積立金額まで」とする
- 一年間の購入金額は「500万円まで」とする
動画の内容と大きく異なる点は、最後の2点だけです。
なぜ「半年分の積立金額まで」としたのかと言うと、私の年間投資金額が「280万円」と既にかなり高額だからです。
大暴落の年には「5%以上の下落」が3回以上起きる事もあるため、「280万円✕3回=840万円」と、リスク許容度を大きく超える金額となってしまいます。
そこで、半年分の積立額=140万円にする事と、年間の一括投資額に上限を設けることで、リスク許容度を大きく超えないように調整しました。
実際の所、一年間に最大780万円も投資する事になるため、十二分にリスク許容度を超えている気がします。
この数字については、しばらく考えてみて「積立投資も含めた年間の投資額」で修正する可能性があります。
何はともあれ、暫定ではありますが、「たま〜に一括投資をする」場合のルールは出来ました。
これで、アクティブ投資家達の輝きに惑わされることなく、自分の投資を淡々と続けていくことが出来そうです♪

果たして、一回に「140万円」も突っ込めるかな・・・?
正直に言うと、その時になって初めて「一回の投資金額」が決まってくる気もするんだよね。
今の所、「50万円」くらいが一撃で投入できる限界金額のような気もするよね・・・
余談:「たま〜に一括投資」は「ジュニアNISA」口座を持っていると圧倒的に有利
未だに口座開設が終わらない「ジュニアNISA」ですが、今はとにかく「早く開設してくれ!間に合わなくなっても知らんぞ!」といった感じで開設完了通知を心待ちにしている状態です。
これまでは年間280万円の積立投資に加えて80万円✕2人分を投資するのはかなり怖かったのですが、「たま〜に一括投資」もする場合、このNISA枠があるのと無いのとでは大違いなんですよね。
しっかし、未成年口座の開設と合わせてマジで「口座開設に時間がかかり過ぎる」のがネックです。
今、ジュニアNISA口座を開設しようか悩んでいるそこのアナタ、悪いことは言わないから、今すぐにでも行動した方がいいですよ!
ジュニアNISA口座を開設するなら「SBI証券」が取り扱っている商品数で最も優れています。
楽天証券でも良いのですが、「ETFを取り扱っていない」という最大の弱点があるのと、「ジュニアNISAではクレカ払いで楽天ポイントがつかない」ため、現状では楽天を使うメリットがありません。
楽天派の方であっても、これを機にSBI証券の口座も開設してしまった方が良いです。
今回の記事はここまでです。
それでは、またお会いしましょう!
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