先月は日本の高配当株を買えなかったので、今月は色んな選択肢を考えたのですが、結果的に(衝動的に)KDDI株を大量購入しました。(手持ちと合わせて100株になるまで購入)
その理由は、大部分が「衝動買い」ではあるものの、以前から考えていた事が「後押し」になったのも事実です。
今回は、簡単ではありますが「何故そんなことをしたのか」について自分なりに整理する意味で書いておきます。
①株主優待をゲットしてみたかった
のっけから「しょうもない」理由ですが、割と大きな「後押し」がコレでしたね。(実際に優待がもらえるのは来年の6月なんですけどねw)
今私が保有している高配当株の中では、JTやオリックスが優待銘柄としては超有名です。
今はこの2銘柄とも「かなり安値圏(に見える)」なので、どこかで思いっきり暴落したら、これらを「単位株で買いたいな」とはずっと思っていました。
この2つよりも優待のクオリティは下がるものの、人によっては「攻守最強の優待銘柄」と言う人もいるのが「KDDI」なので、これも「暴落したら買いたいな」とはずっと思っていたんです。
②理由はどうあれ、コロナショックでの最安値を超えるほどに暴落する銘柄ではないと思った
私が購入した時点での単価は「約2,650円」であり、これを94株購入したので、約25万円を投資した事になります。
先月は何も購入できなかったので、そのプール分(10万円)と今月分(10万円)にプラスアルファで購入したというイメージですね。
「衝動的」ではありましたが、「ルールから大きく逸脱している」とも言い切れない買い方だったのかな、とも思います。(セクターは通信業に大きく偏ってしまいましたが、ディフェンシブなセクターなので大きな問題は無いのかなと)
今後、さらに下がって「2,000円」なんて未来も予想しなかった訳ではありません。でもそれよりも、このまま株価が下がり続ける程に「弱い企業ではない」と思ったんですね。
現政権が「携帯料金値下げは絶対やる」と言っている事は周知の事実ですが、じゃぁ「いきなり今の料金の半分な」となる訳もありませんよね?
多大な利益を出している=多大な納税をしている訳で、そんな会社を経営が傾く程に追い込む訳がありませんよね?
あくまで「適正な利益のラインまで段階的に下げていく」というだけの話だと思います。
値下げは段階的に行われるでしょうから、その間に本業以外の事業に分散(現在でも盛んに行っていますよね)する事で、新たな収益源を創出できれば、再浮上の可能性は十分にあります。
私は高配当株は「基本的に売らない」つもりですから、今回の購入において最も重視したことは「配当利回り」です。
約「4.5%」という丁度よい配当利回りで、財務が健全で、ディフェンシブな業種であるという「長期保有に向きまくっている銘柄」が暴落しているのを、黙って見過ごす事は出来ませんでした。
ぶっちゃけ、100万円くらい突っ込んでもいいかな?と思ったんだよね。一瞬だけど。
そこを何とか「現行のルールに沿った範囲」に我慢できた自分を褒めてやりたいくらい。
③日本の株が全体的に上り調子で、お買い得だと思える株が少なくなってきた
先月、高配当株を買いそびれたのは、忙しかったという理由もありましたが、一番大きかったのは「日本株、高騰しすぎてないか?」という懸念でした。
JT、オリックス、銀行株など、調子が悪いままの大手高配当銘柄は「多少はある」のですが、それ以外の保有銘柄が軒並み高騰してしまっていて、「今買っても下がる気しかしない」んですよね。
「どうせ売らないんだから、配当利回りだけ見て買えばいいか」とも思うのですが、含み損の状態で長期間ホールドし続けられる程の「リスク許容度」も無いわけで、出来る事なら「お安い時に買いたい」というのが本音です。
高配当株しか買ってないのに、現時点で含み益が「10%」もあるのがおかしいんだよなぁ・・・
どこかのYOUTUBEチャンネルで「日本株は10月に大暴落する」と言っていましたが、私もそんな気がします。
10月でなくとも「いずれは大暴落が起こる」とは皆さんが思っているんじゃないでしょうか。(米国の株価と密接な関係にあるはずが、今は乖離してしまっていますしね)
正直、70万円ほどの積立しかしていない現時点で「10%(7万円)の含み益」なんて、出ても嬉しくも何とも無いです。暴落するならサッサとしてくれた方が、今後の積立が気楽に出来るんですけど・・・上手くいかないもんですね。
一番嫌なのは、このまま日本株が「バブル」のように高騰していくこと。高値掴みして、一生そこに戻ってこれない、そんな事が起こりうるのが日本株なんだよねぇ・・・
今後は、分散を意識しつつ、「お買い得な銘柄」に絞って買っていくスタイルになるかも
高配当株は、S&P500のように「ひたすら定期・定額で買っていれば増える」というような性質のものではありません。
にも関わらず、定期・定額で私がこれまで購入してきたのは、ひとえに「コロナで大暴落した直後だったから」なんですね。
それが、予想よりも遥かに早いスピードで値戻しが進行しているので、「当初の想定とは異なるストーリーになってきた」というのが現状です。
今後は、私の投資能力では判断出来ない状況に陥る可能性もあるため、その時は「スッパリ諦めて、全世界株式のインデックス投資信託に全力」という選択肢も有り得ますね。
投資のルールはなるべく変更しない方が良いと思うので、なるべくは続けるつもりではいますが、元々私は「日本=オワコン」という考えに近い考えを持った人間なので、ちょっと日本株に手を出すには勉強不足だった気もしますね・・・
このままバブルに突入するような事だけは、ナシにしてほしいなぁ〜と思っちゃいます。
それでは、また!
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